水田のメタン排出を削減し、そこから生まれるカーボンクレジットを創出・管理するクレアトゥラは7日、シリーズ B ラウンドで10億円を調達したと発表した。 第三者割当増資による調達で、引受先は DBJ キャピタル(DBJ キ […]水田のメタン排出を削減し、そこから生まれるカーボンクレジットを創出・管理するクレアトゥラは7日、シリーズ B ラウンドで10億円を調達したと発表した。第三者割当増資による調達で、引受先は DBJ キャピタル(DBJ キャピタル投資事業有限責任組合)、三井住友海上キャピタル(MSIVC2025V 投資事業有限責任組合)、ONE Innovators(ONE カーボンニュートラル1号投資事業有限責任組合)、東京瓦斯の4社。シリーズ A では総額5億5,000万円を調達している。同社が手掛けるのは、水田の水を落としては張り直す間欠かんがい手法 AWD(Alternate Wetting and Drying)を用いた稲作由来のメタン排出削減プロジェクトの開発と運営だ。プロジェクトの測定・報告・検証(MRV)はデジタル化されており、衛星データや AI 分析を組み合わせた独自システム「LynxAWD」で現場のデータを扱う。創出したクレジットは、管理とトレーサビリティを担うプラットフォーム「Lynx Connect」上で一元管理する構成になっている。海外ではフィリピンを皮切りに東南アジア各国へ開発先を広げる方針で、Pangasinan のプロジェクトは対象面積が22,000ha まで拡大した。国内では J-クレジットの創出に取り組み、カーボン・シナジー・コンソーシアムの会員企業は32社に増えている。自治体との連携も千葉県匝瑳市や北海道浜中町などで進む。10億円は、フィリピンを中心とする AWD 事業の拡大、国内の J-クレジット創出事業の拡充、デジタル MRV・SaaS 事業の展開、人材採用と組織体制の強化にあてる。via PR TIMES