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【どう見るこの株】伯東、上方修正・増配・株式3分割のトリプル材料、上場来高値を視野
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財経新聞:最新ニュースフィード
■AI・データセンター向け需要拡大、通期営業利益57.8%増へ上振れ伯東<7433>(東証プライム)は、祝日前の10日に60円安の5300円と続落して引けた。日経平均株価が1363円高と3営業日ぶりに大幅反発したものの、後場には11日の祝日を控えて上値が重くなったことから、この日の寄り付き段階で5430円まで買われ年初来高値を更新した同社株にも、一転して目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ、続落幅は小幅にとどまった。きょう12日予定の今2027年3月期第1四半期(2026年4月~6月期、1Q)決算の発表に先立ち、7月29日に発表した今期第2四半期(2026年4月~9月期、2Q)累計業績、通期業績の上方修正と配当の増配を手掛かりに、同時発表した株式分割の権利を取る買い物も交錯した。テクニカル的にも、足元の年初来高値追いで5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現し、上昇トレンド入りを示唆している。この日も5日線に下ヒゲを伸ばして下値を確認したことがサポート材料視されている。■AI・データセンター向けの半導体や光コンポーネントの需要が拡大業績上方修正のうち今3月期通期業績は、期初予想より売り上げを25億円、営業利益を8億円、経常利益を11億円、純利益を7億円それぞれ引き上げ、売り上げ2275億円(前期比25.5%増)、営業利益96億円(同57.8%増)、経常利益86億円(同54.1%増)、純利益64億円(同27.7%増)と見込み、前期比の増収増益率を拡大させる。AI・データセンター市場の活況を背景に、電子部品・産業機器向けの半導体や通信用光コンポーネント、コネクターなどの需要が拡大し、電子・電機機器事業でも真空機器やPCB関連機器への引き合いが大幅に増加したことなどが要因となった。■1株を3株に分割、年間配当は実質255円へ増配一方、株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることを目的としており、9月30日を基準日に1株を3株に分割する。配当は、連結配当性向70%、DOE(株主資本配当率)5%を下限とする配当方針に基づき、業績上方修正とともに増配を予定している。中間配当を期初予想の110円から120円へ、株式分割権利落ち後の期末配当も36.6円から45円へ引き上げる。株式分割権利落ち前換算の年間配当は、期初予想の220円から255円となり、増配幅を拡大させる。■PER15.5倍、配当利回り4.81%で上場来高値を視野株価は、前期の配当権利落ち後安値4050円から、今期業績の増収増益・増配転換予想を手掛かりに底上げし、4725円まで買い進まれた。この過程で25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現し、上昇トレンドへの転換を示唆した。その後は75日線で下値を確認するもみ合いを続けたが、業績上方修正・増配・株式分割のトリプル材料発表で上放れ、今度は5日線が25日線を上抜くミニGCを示現し、上昇トレンド入りを鮮明化した。PERは15.5倍、配当利回りは4.81%となお割安感があり、株式分割の権利取りとともに値幅期待も高まりそうだ。年初来高値の奪回から、2024年1月につけた上場来高値6280円を目指す展開が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)【関連記事・情報】・急がば回るな(見送りの姿勢)=犬丸正寛の相場格言(2026/8/8)・【マーケットセンサー】8月末の優待争奪戦――定番株と記念優待、買うべきはどちらか(2026/8/7)・【マーケットセンサー】株主優待拡充と株式分割の相乗効果――三陽商会、丸三証券など還元株を選別(2026/8/6)・【マーケットセンサー】優待新設株をどう選ぶ――高配当・割安株に加わる個人株主づくり(2026/8/5)