オープンソース AI プラットフォームを提供する Together AI は1日、シリーズ C ラウンドで8億ドルを調達したと発表した。Aramco Ventures が主導し、ポストマネー評価額は83億ドルとなった。 […]オープンソース AI プラットフォームを提供する Together AI は1日、シリーズ C ラウンドで8億ドルを調達したと発表した。Aramco Ventures が主導し、ポストマネー評価額は83億ドルとなった。生成 AI の急速な進化に伴い、最先端モデルへのアクセス格差が拡大している。大手テクノロジー企業は独自のクローズドモデルを開発し、API 経由で提供しているが、利用コストは高額になりがちだ。一方で、オープンソースモデルは無料で公開されているものの、実際に本番環境で稼働させるには専門的なインフラ知識が必要となる。GPU クラスターの調達、モデルの最適化、推論パイプラインの構築、これらを自社で行うには相当なエンジニアリングリソースが求められる。Together AI は、こうしたオープンソース AI の「アクセシビリティの壁」を取り払うプラットフォームを提供している。同社は200以上のオープンソースモデルをホスティングし、開発者が API 経由で即座に利用できる環境を整えている。対応モデルには Llama 3、Mistral、Qwen、DeepSeek といった主要なオープンソースモデルが含まれる。プラットフォームでは、推論、ファインチューニング、カスタムモデルといった機能を提供している。推論 API では、テキスト生成、チャット、コード補完、画像生成、埋め込みベクトル生成といった処理をリクエストベースで実行できる。開発者は OpenAI 互換の API フォーマットを使えるため、既存のコードベースからの移行も容易としている。ファインチューニング機能では、企業が自社データを使ってオープンソースモデルをカスタマイズできる。API を通じてファインチューニングジョブを開始でき、汎用モデルを特定業務に特化させることが可能になる。インフラ面では、同社は独自の推論エンジンを開発し、コスト効率と速度の両立を図る。プレスリリースではクローズドモデルと比較して6倍から60倍のコスト削減が可能としている。via BusinessWire