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AIエージェントが自分で支払いするためのインフラ「Natural」Forerunner主導のシリーズAで3,000万ドル調達
['Bridge 編集部']
BRIDGE(ブリッジ)
AI エージェント向け決済インフラを開発する Natural は20日、Forerunner が主導するシリーズ A ラウンドで3,000万ドルを調達したと発表した。Nichole Wischoff 氏(Wischoff […]AI エージェント向け決済インフラを開発する Natural は20日、Forerunner が主導するシリーズ A ラウンドで3,000万ドルを調達したと発表した。Nichole Wischoff 氏(Wischoff Ventures 創業者)、Darragh Buckley 氏(Increase CEO)、Pablo Palafox 氏(HappyRobot CEO)、Paul Klein IV 氏(Browserbase CEO)、Akshay Kothari 氏(Notion 共同創業者)らが参加した。累計調達額は4,000万ドルを超えた。AI エージェントは物流業者を探して価格を比較し、交渉まで自律的にこなせるようになりつつある。しかし、最後の「支払い」の段階で人間の承認が必要になることがある。既存の決済インフラであるクレジットカードや ACH(米国の銀行間送金システム)は、AI エージェントによる自律的な決済を想定して設計されていないためだ。AI エージェントが業者を選定し、発注まで完了しても、支払い処理のために人間が介入しなければならない場合がある。これでは自動化の意味が薄れてしまう。Natural はこの課題を解決するため、AI エージェント専用の決済インフラをゼロから構築している。複数のプロダクトで構成されており、例えば「Wallet」は FDIC 保険対象の口座で、エージェントが資金を保持・管理できる。「Vault」はワンウェイ口座と呼ばれる仕組みで、入金のみ可能で出金ができない資金管理を実現する。「Pay」は支払い実行機能、「Request」は請求機能、「Transfer」は振替機能。「Connect」はマーケットプレイスやプラットフォーム向けの連携機能で、外部サービスとの接続を担うといった具合だ。想定されるユースケースは、企業が自社の AI エージェントに業者選定から発注、支払いまでを一貫して自律実行させる場面。Natural のインフラを通じて、エージェントが支払いまで完了させることができる。人間が途中で承認作業を挟む必要がなくなる。また同社は従来の銀行決済(fiat)とステーブルコイン(価格が安定するよう設計された暗号資産)の両方に対応する構成を取っており、決済手段の多様化にも備えている。via Natural