17日午後9時55分ごろに鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で震度5弱、悪石島で震度3の揺れを観測するなど、諏訪之瀬島の周辺で17日夜から活発になっている地震活動について、気象庁は「火山性地震の1つだと考えられる」としています。これについて、諏訪之瀬島の火山活動に詳しい京都大学の井口正人 名誉教授は「島の西側の浅いところで地震が起きていて、マグマが地中を割って進んだ可能性が高い」と分析しています。そのうえで「大規模噴火になるかどうかを直接的に示す地盤変動はほとんどない。今の段階で慌てるような状況ではない」と指摘しています。一方、マグマが時間をかけてさらに蓄積され、大きな地盤変動が見られるようになると、大規模な噴火につながるおそれがあるということで、「マグマの蓄積が続いた時にどう対応するかを考えなければいけない。結論を急がず、データを蓄積しながら丹念に見ていくしかない」と話しています。