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ゲノム編集受託サービスを提供のセツロテック、3.2億円をシリーズA5調達
['Bridge 編集部']
BRIDGE(ブリッジ)
ゲノム編集受託サービスを提供するセツロテックは28日、シリーズ A5 ラウンドで3億2,000万円の資金調達を実施したことを公表した。本ラウンドには Nikon-SBI Innovation Fund Ⅱ、EXPONENTIAL ZAISAN PARTNERS、INSPiRE Mutualistic Symbiosis Fund 1、大阪中小企業投資育成、いよぎんキャピタル、HOXIN が出資した。セツロテックは、2017年に設立された徳島大学発スタートアップ。研究支援事業として、CRISPR/Cas9 を用いたゲノム編集マウス・ラットの作製や培養細胞のゲノム編集サービスを提供するほか、畜産・農業・微生物研究等の各産業分野向けに精密育種技術を基盤とした受託開発サービス「Setsuro Breeding」を展開している。同社の技術基盤となるのは、徳島大学の竹本龍也教授が2015年に共同開発した「受精卵エレクトロポレーション法」(GEEP法)と、徳島大学准教授の沢津橋俊氏が開発した「VIKING法」の2つだ。GEEP 法は、電気パルスを用いてゲノム編集ツールを受精卵に導入する手法。従来のマイクロインジェクション法と比べて専用設備や高度な技術が不要で、一度に20〜200個の受精卵を処理できる。VIKING 法は培養細胞向けのゲノム編集技術で、従来のウイルスベクターを用いた方法では困難だった大型の遺伝子配列を挿入でき、編集後の細胞の選別も容易になる。さらに同社は、独自開発の RNA ガイド型ヌクレアーゼ「ST9.5」を特許出願しており、Cas9 のライセンス契約なしで研究開発を進められる環境を提供している。今回の資金は、研究開発と組織体制強化に投じる。同社はこれにより、ゲノム編集事業の国内外での事業拡大を図るとしている。via PR TIMES